児童養護施設三愛園は、昭和26年の設立以来、家庭に恵まれない多くの子どもの養護と自立支援に力を注いでまいりました。恵まれた自然環境と多くの人々の支援の中で、子どもは本来の輝きを取り戻し、やがて社会へと巣立っていくのです。もともと三愛園の子どもは地域社会の子どもの代表(象徴)なのですから、この子らをよけて子どもの福祉や教育を語ってはいけないと思います。これからも「子どもと大人が共に育ちあう三愛園。そして地域とも共に育ちあう三愛園」でありたいと思います。今後とも、ご理解ご支援をよろしくお願い申し上げます。
施設長 杉山 洋
児童福祉法第41条による『児童養護施設』で、乳児を除いて、保護者のない児童、虐待されている 児童をその他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者 に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的としています。
運営主体は、社会福祉法人三愛園。
国の定める基準により、国(50%)と県(50%)から出される措置費及び寄付金により運営されます。
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三愛園は定員30名の小さな施設です。平成17年度からさらに小規模化を進め、現在は、別館小規模(定員6名)、3F小規模(定員7名)、本館(定員17名)の3グループ体制により、「一人一人に寄り添える、より家庭的な養護」に取り組んでいます。
施設長 |
事務員 |
保育士 児童指導員 |
被虐待
児個別
対応職 |
家庭
支援
専門員 |
栄養士
調理員
等 |
心理職 |
合計 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
男 |
1 |
5 |
1 |
1 |
8 |
|||
女 |
1 |
7 |
1 |
4 |
13 |
|||
合計 |
1 |
1 |
12 |
1 |
1 |
4 |
1 |
21 |
他、嘱託医1
児童定員30名/職員数21名=職員1人あたり児童1.43人
児童が健やかに育つためには、まず家庭環境が健全で児童に安心感が生まれることが大切です。
児童憲章にいう「家庭に代わる良い環境」として本園があるのです。三愛園の生活は「家庭的な生活」 プラス「集団の特性を生かした生活」をもとに行われている点で、一般家庭の生活とは少し違った趣があります。
4月 | ひなまつり、節句遠足、オリエンテーリング |
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7月 | ソフトボール大会、福祉施設交流会 |
8月 | 一泊旅行、七夕、キャンプ、水泳大会 |
9月 | 登山、お月見会 |
10月 | 地方祭、手をつなぐ子らの集い |
11月 | バレーボール大会 |
12月 | もちつき、クリスマス会 |
1月 | マラソン大会 |
2月 | 節分豆まき、スキー、スノボー、ソリ、スケート |
3月 | ボーリング、お別れ会 |
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それぞれの生活グループで日帰り旅行へ行きました。 プールで楽しんだり、太平洋の広さを感じたり、ピザ作り体験をしたり。自分たちで計画して行く旅行はまた格別に楽しめました。
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